シンプルでわかりやすいチラシ(フライヤー)デザイン 3つのポイント

チラシのデザインを行うとき、ついつい情報を詰め込んでいませんか?

伝えたい情報を大きく配置し、余分な要素を減らしていくことで、シンプルでわかりやすいチラシを作ることができます。

この記事では、以前作成した水燈路の広報チラシを例に、シンプルで分かりやすいチラシデザインを紹介します。チラシ作りの参考になれば嬉しいです。

シンプルでわかりやすいチラシデザイン 3つのポイント

シンプルでわかりやすいチラシをデザインするポイントは、次の3つです。

  • ① 主題を大きく
  • ② 使う色を絞る
  • ③ 視線を意識する

サンプルのチラシについて

サンプルとして紹介するのは、2017年に作った「ハッシュタグ 水燈路 のPRチラシ」です。

「水燈路をSNS の口コミで広めたい」「『#水燈路』が公式のハッシュタグですよ」ということをアピールするために作成したチラシです。

思ったより好評をいただいたデザインで、作り方について動画にしてほしいという声もありましたので今回まとめみました。

(このチラシは Adobe のIllustratorを使っていますが、WordやPowerPointでチラシを作る時にも基本的な考え方は同じです)

① 主題を大きく

チラシを手に取った人が、そのチラシの意味・内容・意図がすぐにわかるようにするために、他の要素からその主題を際立たせます。

このチラシの場合は、インパクトを重視し、「#水燈路」という文字・スマートフォンを持った手の画像を大きくレイアウトしました。

タイトルの「#水燈路」は、他のフォントよりも一際大きなフォントサイズでデザインをしています。

また、画像(モックアップを作る Web サービスを利用して作成)を画面のいっぱいに配置しています。

それとは対象的に、サブタイトルや説明の文章は少し小さめに配置しています。主題を引き立てるため、それぞれのサイズにメリハリを付けます。

「デザインは引き算」

チラシをデザインする時、情報をたくさん紙面に盛っていきたい気持ちが出てしまいます。

それをぐっと抑えて、余白を意識して配置していくとすっきりとしたデザインになります。

チラシを手に取った人が既に知っていると思われる情報もどんどん省略していきます。

サンプルのチラシの対象となる人は、既に松江水燈路のことを知っている人ですので、松江水燈路がどういったものであるかというような説明はすべてカットしています。

また、普段からTwitter や Instagram を使っている人は、「#○○」がハッシュタグとして機能することはすでに知っているので、詳しくは書きませんでした。

情報を省略し、余白を意識して作成することでシンプルでわかりやすいチラシになります。

② 使う色を絞る

チラシデザインをするときには、使う色数をできるだけ抑えます。色数を減らすことでメッセージをより明確に伝えることができるからです。

サンプルのチラシは、基本的にモノトーンベースで作っています。テキスト部分は黒1色です。

モノトーンをベースに、基調色となる色を配置すると、全体的にデザインが締まります。

サンプルのチラシ場合は、基調色は行燈のオレンジの色になります。全体がモノトーンなので、オレンジが埋もれずに際立ちます。

③ 視線を意識する

最後のポイントは、視線を意識するということです。

チラシを手に取った人の視線は、上から下に移動するので、デザインするときに意識すると、わかりやすいチラシになります。

  • 最上段:メインとなる情報(サンプルでは「#水燈路」の文字)
  • 中段:アイキャッチとなる画像を大きく配置(サンプルでは、スマートフォンを持った手)
  • 最下段:主催者の連絡先やサイトのQRコードなど、

アイキャッチには、見た人が具体的にイメージできるような素材を選ぶと良いでしょう。

最下段には、チラシを見た人に対してアクションを起こしてほしい内容を載せます(Webサイトを作る方であれば 、CTAという言葉を聞かれたことがあると思います)。

タイトルに惹かれて、チラシを手に取り、内容を読んで興味を持った人にアクションを起こしてもらう――チラシの読み手の視線を意識してレイアウトをすると、効果的なチラシができあがります。

まとめ

主題を大きく、使う色を絞る、読み手の視線を意識する――この3つのポイントを意識しながら、デザインをしてみてください。

シンプルでわかりやすいデザインにすることで、伝えたい事柄がはっきり伝わるようになりますよ。

ナレーション入り動画

今回の記事は、YouTubeに公開した動画の音声を文字起こししたものです。動画の方は、スライドショーでナレーション入りで説明していますので、併せてご覧ください。

デザイン関連書籍

最後に、デザインの基礎を学べる良書を紹介します。どの書籍の表紙も、余白が活かされたシンプルなデザインになっていますね。

「伝わる」印刷物の基本ルール:作り方・発注の仕方がよくわかる

「伝わる」印刷物の基本ルール:作り方・発注の仕方がよくわかる

印刷物の基本的なことが網羅されている良書です。

特に印刷関連のお仕事をされている方に読まれている本です。

なるほどデザイン

なるほどデザイン

本のデザインそのものが考えて作られていて、デザインの見本としても活用できる書籍です。

中級以上のレベルの方に読んでいただきたい本です。

デザインの基本ノート 仕事で使えるセンスと技術が一冊で身につく本

デザインの基本ノート 仕事で使えるセンスと技術が一冊で身につく本

デザイン・制作についての基礎を解説した本です。

困ったときの参考書としても使える一冊です。

  • ブックマーク
  • Feedly